
【AI時代の賃金逆転ニュースに思うこと】
こんにちは、管理人です。
今日はクリスマスイブ。
大掃除やご飯の準備をしながらテレビをつけていたら、思わず耳を疑うニュースが流れてきました。「アメリカではAIの普及で、事務職の賃金が下がり、肉体労働者の賃金が上がっている」
「えっ、ホワイトカラーより現場の仕事の方が稼げる時代が来るの?」
そう驚いた瞬間、私は若い頃の工場勤務を思い出したのです。
扇風機1台で汗だくになっていたあの頃
実は私、若い頃に鉄工所のような工場で働いていた経験があります。
当時は今ほど空調が整っておらず、夏場の工場内は立っているだけでクラクラするほどの暑さでした。頼りになるのは、順番に回ってくる扇風機の風だけ。
汗が滴り落ちる中で作業を続ける日々は、まさに「肉体労働=過酷」そのものでした。

NC・MC化がもたらした“現場の変革”
そんな中、日本が円高不況に差し掛かった頃、現場に大きな変化が訪れます。
私のいたような中小企業にも、**NC(数値制御工作機械)やMC(マシニングセンタ)**が次々と導入され始めました。
それまで職人の腕と力に頼っていた作業が、機械によって自動化されていきました。
同時に、親会社からは「無理・無駄・むらの排除」を強く求められ、現場は必死に環境改善に取り組むことに。
その結果、きつかった肉体労働は少しずつ減り、工場は「管理されたクリーンな場所」へと変わっていきました。
私はその過渡期を、まさに目の前で見てきた世代です。

そして今、AIという“新しい波”が来ている
今回のニュースを聞きながら思ったのは、
「あの時と同じように、社会がまた大きな節目を迎えているのかもしれない」
ということです。
かつてNCやMCが現場の力仕事を軽減したように、今はAIが事務作業などの“頭を使う仕事”を肩代わりし始めています。
その結果、これまで「きつい」「イメージが良くない」と言われてきた現場の仕事が、最新テクノロジーと組み合わさることで劇的に変わる可能性があります。
- 暑さ・寒さなどの環境はさらに改善される
- 危険作業はAIやロボットが担う
- 人間にしかできない現場判断や技術の価値が上がる
そんな未来が、すぐそこまで来ている気がするのです。

建築現場でも進む“機械化の波”
実際、住宅建築の世界でもプレカット化が進み、
木材加工は最先端の工作機が行い、現場では組み立てが中心になっています。
水道ガスの配管も図面をメーカーに送って適した寸法の材料が送られてくると聞いたとこあります。
どの職種でも肉体労働そのものは残りますが、
体力的な負担は確実に軽減される方向に進んでいると感じます。
さらに、自動運転が全国で実証化されれば、
長距離運転の負担は大きく減り、物流の働き方も変わるでしょう。
倉庫管理も少人数化が進み、
工場だけでなく、これまで機械化が想像されなかった分野にも
AIやロボットが入り込んでいくはずです。
賃金がどう変わるかはまだ分かりませんが、
変化の波にうまく乗れるかどうかが、これからの働き方の鍵になると感じています。

★画像は女性ですが筆者はおっさんです
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